本文へスキップ

クライアントに映像素材を依頼する方法:アップロードリンクと文面例

必要な素材、使えるアップロードリンク、タイムゾーン付きの期限を明確にし、受領確認と不足素材の連絡まで迷わず進める依頼文を紹介します。

WarpSend Team 8 分で読めます

クライアントに映像素材を依頼するときは、案件、必要な素材、アップロード先、期限、問い合わせ先を一つの明確なメッセージにまとめます。リンクを作る前に、カメラオリジナル、指定した選定クリップ、参考映像のどれが必要かを決め、提出後の確認方法も伝えましょう。

アップロード依頼は、相手からあなたへ素材を送る受信経路です。ダウンロードリンクは、あなたが共有したものを相手が取得する経路です。一つの案件で両方を使うこともあるため、URL だけを送らず、リンクの目的を明記してください。

依頼する前に編集者の必要範囲を決める

「素材を送ってください」だけでは、いくつもの判断をクライアントに委ねます。圧縮したプレビューが届く、別録り音声が抜ける、承認済みテイクだけでよいのに全素材が届く、といったずれが生じます。次の制作工程に合わせて依頼しましょう。

必要なもの依頼に含める情報曖昧にしない点
編集・仕上げ用のカメラオリジナル撮影日、カメラ/カードの範囲、関連するカードフォルダー全体、別録り音声プレビュー書き出しで代用できるか
合意した選定クリップシーン、テイク、クリップ一覧やタイムコード、必要な元データ品質トリミングや再エンコードが必要か
参考素材用途、必要な版、有用な補足最終的な元データの代わりになるか

編集者が互換性のある別の方法を指定していない限り、カメラの元のファイル名とパッケージ構造を維持します。クリップを一つずつ改名させるのではなく、カードや提出単位ごとに識別できる外側のフォルダーを付けてもらいましょう。オリジナル映像の受け渡しガイドでは、パッケージの保持と検証を説明しています。

形式変換を求めるのは、工程で必要な場合だけです。元の品質が必要なら明記してください。「小さくしてください」では、編集に使えない書き出しになるかもしれません。別録り音声や承認済み参考カットなどの付随素材も、個別に指定します。

依頼内容に合う受信用リンクを作る

既存の収集ツールで要件を満たせるなら、それを使えます。例えば Dropbox のファイルリクエストは、送信者に Dropbox アカウントがなくても提出できます。ただし、受信側の空き容量や適用されるリクエスト上限は確認が必要です。クライアントに作業を始めてもらう前に、素材パッケージが収まるか調べましょう。

WarpSend の File Requestsでは、受信側がクラウド受信箱を作り、ブラウザーからアップロードできるリンクを共有します。クライアントの WarpSend アカウントは不要です。設定は次の順で進められます。

  1. File Requests を開き、「リクエストを作成」を選びます。
  2. 案件を特定できる「リクエスト名」を付け、「説明」に素材範囲とパッケージの要件を書きます。
  3. エンドポイントにもコピーを保存するなら、「エンドポイントへ自動保存」を有効にし、エンドポイント、共有先、保存先フォルダーを選びます。ファイルはまずクラウド受信箱に入り、その後エンドポイントに保存されます。
  4. 「詳細オプション」で、求める送信者情報、任意のパスワードと有効期限、提出容量・回数の上限、保存期間を確認します。合意した素材と利用可能な枠に合わせて設定してください。
  5. 作成後にリンクをコピーし、公開アップロードページを開いて、名前、説明、アクセス要件を確認してから送ります。
  6. 短い依頼文にリンク、期限、担当連絡先を添えます。パスワードが必要なら、案件で合意した経路で伝えます。

入力された名前やメールアドレスだけで本人確認ができたと考えないでください。案件の既存の連絡経路で依頼を送り、そのアクセス要件に従います。

計画時には、提出期限、リクエストの有効期限、受信ファイルの保存期間を分けます。「金曜日までにアップロードしてください」は相手への指示であり、その文面だけではリンクは閉じません。受信箱の保存設定も案件のアーカイブ方針とは別です。保存期間が終わる前に、合意したパッケージを受信・確認する作業時間を確保しましょう。使用するアカウントの条件は、現在の料金と利用枠の案内で確認してください。

相手がすぐ動ける依頼文を送る

下の角括弧を実際の内容に置き換え、不要な項目を削除してください。リクエストページの説明ともそろえます。

件名:[案件名] — [撮影/日付] の映像素材アップロード

[お名前] 様

[案件/次の編集工程] に向け、以下の素材をご提出ください。

  • [カメラオリジナルまたは合意した選定クリップ。 撮影/カメラ/カードの範囲も記載]
  • [別録り音声。必要な場合]
  • [参考カットなどの付随素材。必要な場合]

アップロード先:[リクエストリンク] [日付、時刻、タイムゾーン] までにアップロードをお願いします。

カメラの元のフォルダーとファイル名は維持し、カードごとに 識別できる外側のフォルダーへ入れてください。 特定の形式を合意していない限り、再エンコードは不要です。

ページで送信完了が確認できたら、提出の参照番号と、 まだ提出できていない項目をお知らせください。 受信側でパッケージを確認し、不足があればご連絡します。

リンクが使えない、または容量上限を超える場合は、 分割や内容変更の前に [担当者/合意した連絡先] へご相談ください。

よろしくお願いいたします。 [名前]

選定クリップだけが必要なら、オリジナルの指示を具体的な範囲に置き換えます。例えば「添付のショットリストで承認済みのテイクを、元の品質のまま送ってください。トリミングや再エンコードは不要です」とします。書き出しが必要なら、合意した設定を記載してください。指示には編集者の判断を反映させます。

メールに操作マニュアル全体を貼る必要はありません。操作はアップロードページに任せ、文面では何を、どこへ、いつまでに送るかを明確にします。

提出完了の目印を伝える

WarpSend のリクエストでは、「ファイルを送信しました」と表示されるまでアップロードのタブを開いたままにするよう伝えます。この状態は、アップロードが受信箱に届いたことを示します。その後の処理やエンドポイントへの保存は別の段階で、どちらも制作依頼の全項目がそろった証明にはなりません。

受領情報にはファイル数、合計サイズ、提出の参照番号が表示されます。問い合わせ時にはその番号を教えてもらい、すべてを送り直してもらわずに対象の提出を特定しましょう。

接続が切れたら、ページの再試行・再開案内に従います。どのブラウザーでも閉じたり、別端末に変えたりすれば必ず進捗を維持できるとは約束しないでください。ブラウザーアップロードガイドでは、保存されたセッションの復元と、開いたページでの再試行の違いを説明しています。

不足した範囲だけを追加依頼する

「全部の素材」をもう一度求めるより、対象を絞った依頼のほうが対応しやすくなります。まず何が届いたか、別の提出に不足素材が入っていないかを確認します。

[お名前] 様

[案件名] の提出 [参照番号] を受領しました。 [確認できた具体的なパッケージ] は届いています。

現在、[不足するカード、音声パッケージ、クリップの範囲] が必要です。不足分だけを [リクエストリンク] へ、 [日付、時刻、タイムゾーン] までにアップロードしてください。 元の構造は維持してください。

合意した素材がそろったことと、案件の保存体制を こちらで確認するまでは、元のコピーを残してください。

リンクが期限切れ、またはアップロードを受け付けない場合、受信側は状態と上限を確認してから次の指示を出します。別の上限に達しているなら、有効期限を延ばすだけでは解決しません。

先のリンクは現在、新しい提出を受け付けていません。 [確認済みの有効なリクエストリンク] から、 [残りの素材範囲] をご提出ください。 新しい期限は [日付、時刻、タイムゾーン] です。

[受領済みの範囲] は届いていますので、再送は不要です。 引き続き提出できない場合は [担当者] へご連絡ください。

アクセスや時間の設定は、案件の合意に沿って変更します。差し替えリンクが正しい受信先につながることを確認してから送ってください。

編集者への引き渡しまでつなぐ

ファイルが届いても、受信側には合意範囲、必要な整合性検証、作業先の確認が残ります。エンドポイントがオフラインだった場合は、そのコピーの保存を確認してから編集者にローカル素材を使うよう伝えます。

クライアント映像素材の受け入れワークフローで、受領、検証、不足項目、編集への引き渡しを記録しましょう。最後の返信で、受け入れたパッケージと残る不足を明記します。クライアントには提出作業の終点を、編集者には作業の始点を示せます。

こうした依頼が毎回のプロジェクトで発生するなら、映像制作向けのワークフローで、File Requests、納品リンク、端末間転送の組み合わせ方を確認できます。

よくある質問

クライアントに映像素材を依頼するとき、何を伝えるべきですか?

案件名、必要な映像と付随素材、オリジナルか合意した選定クリップかを明記します。アップロードリンク、タイムゾーン付きの期限、困ったときの連絡先、受領確認の方法も添えてください。

アップロード依頼リンクはダウンロードリンクと同じですか?

アップロード依頼リンクは、クライアントがあなたの受信先へファイルを送るためのものです。ダウンロードリンクは、あなたが共有したファイルを相手が取得するためのものです。文面で方向を明確にしましょう。

クライアントに WarpSend アカウントは必要ですか?

WarpSend File Request への提出に、WarpSend アカウントの作成は不要です。ただし、そのリクエストで求められる名前、メールアドレス、パスワードの入力や、ページの認証が必要な場合があります。

すべてのオリジナルと選定クリップのどちらを依頼すべきですか?

必要な範囲を編集者に確認します。オリジナルなら関連するカメラパッケージ全体と別録り音声を依頼します。選定クリップなら撮影、クリップやタイムコード、元の品質が必要かを指定し、クライアント任せにしないでください。

提出期限、リンクの有効期限、ファイルの保存期間はどう違いますか?

提出期限は、いつまでに送ってもらうかという合意です。リンクの有効期限は新しいアップロードを受け付けなくなる時点、保存期間は受信したファイルを利用できる期間です。それぞれ分けて設定し、伝えます。