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Synology Drive ShareSyncで一部のファイルが同期されない:欠けた1ファイルを追う

Synology Drive ShareSyncでログにエラーがなくてもファイルが欠ける場合に、送信元、Driveの一覧、同期ルール、転送先を同じファイルで確認します。

WarpSend Team 8 分で読めます

Synology Drive ShareSyncで一部のファイルが同期されないときは、タスクを作り直す前に一つの欠けたファイルを追います。どこに存在し、Driveが認識し、どの同期ルールが適用され、どこへ届くはずなのかを確認します。ログが正常に見えるだけでは十分ではありません。SynologyはShareSyncが未同期イベントを表示しないと明記しています。

ここでは、別のNASに一部のフォルダーやファイルは届くものの、必要な特定ファイルが欠ける状況を扱います。全体がゆっくり届いているならShareSyncの速度診断、新しいタスクが既存データを比較しているなら初期データ配置ガイドを参照してください。

Drive ShareSyncのタスクかを確認する

実際にタスクを実行するアプリを開きます。Synology Drive ShareSyncはDrive Serverとともに導入されるNAS間同期アプリです。DSMのコントロールパネルにあるShared Folder Syncは別の一方向サービスです。WindowsやMacのDrive Clientはさらに別のケースです。

NASのタスクにはShareSyncヘルプを使います。検索結果がどれも「フォルダー同期」と呼ぶからといって、デスクトップ専用の属性修正やShared Folder Syncの設定をそのまま適用しないでください。何を設定したか不明なら、NAS複製ガイドで全体の選択肢を確認します。

以下の「送信元」は必要な保存済みファイルが存在するNAS、「転送先」はそのファイルが欠けるNASです。ファイルの意図した移動方向で呼ぶため、ShareSync画面のローカル/リモートとは一致しない場合があります。

一つのファイルを追跡できる事例にする

NAS名、DSMとDrive Serverのバージョン、タスクの方向、完全な送信元パス、想定する転送先パス、確認時刻を記録します。必要な通常の保存済みファイルを一つ選び、近くにある転送成功済みファイルも確認します。

例えば、Exports/final.movは届き、Exports/captions.srtは届かないなら、同じプロジェクト内で拡張子や選択したサブフォルダーの違いを比較できます。これは例のパスであり、どちらかが標準で除外されるという意味ではありません。

フォルダー数だけでなく、実際に必要なファイルを比較します。転送先にフォルダーがあっても、その全内容が同期対象とは限りません。

欠けたファイルの観察次に確認すること観察から分かる範囲
送信元のFile Stationにはあるが、Driveの一覧にないTeam Folderの対象設定、対応パス、Driveの索引File Stationで見えるだけではDriveの同期対象と確認できない
送信元のDriveにはあり、転送先の特定サブフォルダーだけ欠けるフォルダー選択、フィルター、方向Driveは認識しているがタスク範囲は未確認
通常のファイルは届くが、マウントしたフォルダー以下は届かないローカルのマウントポイントを通るパスか見えるフォルダーが対応する送信元とは限らない
転送先にあるのに、利用者が見られない・開けない正確な転送先パスとその利用者の権限到着とアクセス権は別の確認

この表は次の調査を絞るもので、共通の不具合を断定するものではありません。同じファイルで変更後を比較できるよう、観察を残します。

NASの実際のタスクで同期対象を確認する

以下はSynologyのDSM 7.4ヘルプにある英語の画面名です。導入したバージョンの表示名と対応ルールに合わせて確認してください。

ShareSyncでサーバーを選び、Synced foldersを開き、有効なタスクを選んでEditを押します。FolderとFile filterで、対象サブフォルダーが選択され、拡張子やサイズのルールが目的ファイルを含むか確認します。Drive Admin ConsoleでもSettings → User Sync Profilesを開き、該当するプロファイルを編集します。接続アカウントがApplied Userに含まれる場合は、そのプロファイルのFile Filterも確認します。

書き出しの例で、DriveにはExports/captions.srtがあり、タスクでは.movだけを選んでいるとします。この場合、動画は届いても字幕はタスクの対象外です。字幕も必要なら、管理者が該当するルールに対応ファイル形式の.srtを含め、無関係な除外条件は残します。その後、元の字幕ファイルが想定する転送先にあるか確認します。これはフィルターの例であり、ShareSyncが標準で字幕を除外するという意味ではありません。

現在のShareSyncヘルプには、一時ファイル・リンクの種類やチルダで始まる名前などの除外条件もあります。また、ローカルでマウントしたフォルダー以下のファイルは同期しないと説明しています。リモート共有をマウントして見えるファイルと、選択したローカルフォルダーに直接あるファイルは、対象条件を分けて確認します。

導入したバージョンのNAS用ルールに従ってください。除外を回避するためだけに、本番アプリの作業ファイルを改名したり、属性を一律に除去したりしないでください。用途と、アプリが提供する対応済みの保存・書き出し方法を確認します。

次に、ShareSyncに表示されるローカル/リモートの区別で、必要な方向と権限を確認します。接続アカウントがリモート共有フォルダーに読み取り専用でアクセスする場合、Synologyによると同期はダウンロード専用となり、ローカルNASの変更はアップロードされません。逆方向も必要なら、そのアカウントのリモート共有フォルダーへの権限を確認します。双方向の同期には適切な書き込み権限が必要で、待ち時間を延ばしても読み取り専用の権限は変わりません。

Driveの一覧とファイルシステムを分けて調べる

送信元NASのFile Stationで、完全なパスの保存済みファイルを探します。次に適切なアクセス権のあるアカウントで、Synology Driveの同じパスを確認します。

フォルダーをTeam Folderとして有効にしていないなら、転送障害と判断する前に必要な設定を整えます。対応するファイルでフォルダーも有効なのに表示が違う場合は、SynologyのDriveとFile Stationの一覧不一致の手順を使います。

この手順では、管理者がDSMのTask Schedulerで一回限りのタスクを実行し、Team Folderを再スキャンしてDriveの一覧を再索引します。コマンドと進捗確認は現在の公式手順に従い、再スキャンを繰り返すスケジュールは設定しません。結果のTotal events in queue filesが0になると再スキャンは完了です。その後、元のパスをDriveと転送先で再確認します。再スキャンのキューが空になっただけでは、未同期ファイルが届いたとは確認できません。

Driveが対象ファイルを認識することは、その後のWAN転送より前の確認です。Drive自身の一覧にない送信元ファイルは、ルーターのルール変更だけでは説明できません。

転送先では、権限のある管理者の視点で「届いていない」「別の場所へ届いた」「この利用者には見えない」を分けます。診断のために全員の権限を広げないでください。

証拠を残して一つの修正を確かめる

根拠のある原因が分かったら、関係するルールや設定だけを変更します。管理者が対照ファイルを承認した場合、同じ想定サブフォルダーに小さな保存済みのsync-probe.txtを置き、現在のルールが許可していることを確認します。新しい対照と元の未同期ファイルを両方観察します。

拡張子フィルターが疑われる場合は、可能なら未同期ファイルと同じ対応形式の対照ファイルを承認の上で使います。.txtが届いても、.srtが許可されているとは確認できません。パスと関係するルールを比較できる条件にそろえ、調べたい問題に答える結果にします。

新しい対照が届けば、その経路で新規の対象ファイルを転送できると分かります。古いすべてのファイルが照合済みとは限りません。新規ファイルが届き、条件を満たす古いファイルが欠けるなら、その違いとタスク履歴を支援担当者向けに残します。

最初の実験で本番ツリー全体を同期ルートから出し入れしたり、接続を解除したり、データベースを削除したりしないでください。SynologyのShareSyncヘルプによると、データベース削除は過去のローカルタスクの履歴と設定を消し、ローカルファイルは残します。無害な更新操作ではなく、同期状態を変える処理です。

完了条件は具体的です。元の必要ファイルが正しい転送先にあり、保存内容が正しく、利用者が使えることを確認します。フォルダー数や空のエラー一覧は、その確認の代わりにはなりません。

支援担当者が再現できる事例を渡す

対象条件を満たすファイルが欠けたままなら、少数の対象パスと成功した比較ファイル、バージョン、方向、関係する設定、観察時刻を整理します。公式に対応するDSM/Driveログを生成し、承認されたサポート窓口だけへ送ります。ログとパスには非公開のプロジェクト情報が含まれる可能性があります。

「この送信元ファイルはFile StationとDriveにあり、このルールに含まれ、新しい対照ファイルが届いた後も、この転送先にはない」という報告は、「ShareSyncでは正常に見える」より調査の出発点が明確です。

ファイル単位の事例を保ってください。タスク履歴を捨てる前に、どの段階に未解決の問題があるかを示せます。

よくある質問

ShareSyncでエラーがなくてもファイルが欠けることはありますか?

あります。Synologyのトラブルシューティングの注記では、Drive ShareSyncは未同期イベントを表示しないと説明しています。欠けたファイルのログがないことは、同期対象だったことや転送済みであることの証明にはなりません。パス、ルール、転送先を確認してください。

File StationにあるファイルがSynology Driveにないのはなぜですか?

File Stationで見えることとDriveのファイル一覧への表示は別の確認です。有効なTeam Folder内にあり、同期に対応するファイルか確認します。条件を満たすなら、WAN障害と決めつけずSynologyの一覧不一致の手順を確認してください。

未同期ファイルを直すためにShareSyncデータベースを削除すべきですか?

最初には行いません。Synologyによると、ローカルデータベースの削除は過去のタスク履歴と設定を消しますが、ローカルファイルは残します。タスク設定と未同期ファイルの証拠を保存し、先に根拠のある原因を調べてください。